クレジットカード・キャッシュカードの IC化 用途と注意 
        
        

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クレジットカードの選択と使い方 銀行カード大変身 電子マネー
使い方注意 (インターネット他)
多いトラブル と 相談先
カードの選択・用途とポイント
 . ICカードが便利に
各行のカード説明
生態認証・安全性
 . Edy と SUICA
おサイフ携帯
私鉄パスネット
    特集記事のバックナンバー:      掲示板 (お金の関係のお話なんなりと) 


  クレジットカードの選択と使い方   (日本経済新聞H16年5月22日より) 
新社会人、学生などの使い過ぎ予防 ・ オンラインショッピングにおける注意点などについて記述する
■使い方注意 :      
使い過ぎ防止策・・・・・・・・・・・・・・ カードを使うと「ノー」と言われない気安さからついつい買物が進んでしまう ・ 銀行に振り込んだ総額管理で使い過ぎのないように  
  必要以上にカード持たない・・・ OLならば2枚持ってれば十分   
  リボルビング払いは避ける・・・・ 少額返済で長期返済(高利)借金となるので、利用しないように ・ リボルビング払いについて ・  リボルビングは買物した金額にかかわらず、予め決めておいた一定額を毎月返済して行く仕組み ・ ポイントも加算されることもあり魅力的に見えるが、借りた額が増えるほど支払期間が長くなりその分利息も殖える  
  キャッシングは利用しない・・・・ 少額高利貸しあるので利用しないように ・ キャッシングについて ・ カード会社に連絡して「借入枠をゼロにしてもらう」こともできる ・ 意思が弱いひとにはお薦めの方法  
  利用状況を細めに点検・・・・・・ どのようなカードであれ、細めに点検することが大切 ・ インターネットでも利用状況を確認できる ・ 買物をしたら支払不足がないようにカレンダーに記録する   
  インターネット利用での注意・・・ インターネットではむやみにカード番号を入力しない ・ 普段使用のものとは別にカードをつくっておく ・ そのカードの口座には少額を振り込み、万一の不正多額引出しへ備える (本項:ホームページ管理者談)   
  その他での注意・・・・・・・・・・・・ ボーナス・残業代をあてにしない ・ 専用口座をつくるなどして残高を常に把握しておく       
独身者にトラブル増加・・・・・・・・・・ お金を使えるのは独身者の魅力 ・ しかし注意しよう ・ 独身時代にどれだけためておけるかが人生を左右する ・ マイホーム購入に頭金800万円準備と200万円準備とでは1200万円の差が生じる ・ 先を見据えてカードの利用に工夫を   
  出会い系サイトでトラブル増・・・ トラブル相談窓口:消費者生活センター ・ インターネットトラブル予防 ・ トラブルの手口と予防策 ・ 少額訴訟の手口と対策 ・ トラブルとチャージバック    
  返済困難時の相談窓口・・・・・・ 日本クレジットカウンセリング協会 ・ 電話相談は無料・カウンセリング弁護士費用は有料  
   
■クレジットカードの選択 :        
使用頻度の多い分野で選択・・・・・ 車・通信・パソコン・資産運用・旅行など利用分野を考えて加入する ・ 旅行好きならば、よく利用する百貨店のカードと旅行関連サービスが充実しているカードを併せもつといった具合    
  ポイントと優待もチェック・・・・・・ 年会費は無料の方がよいが、ポイント・優待などで元が取れるものならば、有料でもよい ・ 公共料金や病院医療費などのやむをえない費用を払うとき、無理なくポイントをためられる  ・ クレジットカードの比較 ・ クレジットカードの分類比較 ・ 買物で得・旅行で得・ネットで得ほか       
      
      
  銀行カードが大変身       
  銀行のキャッシュカードが約30年ぶりに大変身 ・ IC(集積回路)チップを組込んで、クレジットカードや電子マネーの機能がつく ・ 預金引出しと買物ができる ・ 体の一部の形態から本人を確認する生体認証で安全性も高まる   
■銀行のICカードが便利に :   (日本経済新聞H16年5月4日より)     
こんなことが可能になる・・・・・・・・・ 1枚の銀行のキャッシュカードで、従来の銀行現金出し入れ送金のATM ・ 店での買物 ・ レストランでの食事 ・ 電車 ・ 自販機での購入 などが可能になる ・ 今でも買物のできるデビットカード機能を使用している銀行は多いが、IC化により買物への急展開を各行期待している    
   「みずほ銀行」では・・・・・・・・ 社員証 ・ 航空会社や家電量販店のマイレージ(住宅ローンでたまったマイルを利用して大型テレビを割安で購入できそうだ)   
   「東京三菱銀行」では・・・・・・ 電子マネーやクレジットカードなどの機能を盛込んだ銀行キャッシュカードを発行する    
   「新銀行東京」では・・・・・・・・ H17年4月に開業する「新銀行東京」では、JR東日本の電子マネー「スイカ」を搭載したICキャッシュカードを売り物にする予定     
安全性も高くなる    
   「東京三菱銀行」では・・・・・・ 生体認識の機能を付ける ・ 手のひらの静脈の形態から本人であることを確認する      
   「UFJ銀行」では・・・・・・・・・・・ ATMによる現金引出しは普通10万円程度であるが、ICによる場合、300万円まで引き降ろせるようにする   
   ICカードとは・・・・・・・・・・・・・ IC(集積回路)チップ埋め込み、大量の情報を記録できるようにしたカード ・ 暗号化が可能で、これまで主流の磁気方式のカードに比べて偽造などのおそれが小さくなる ・ 磁気カード1枚100円〜200円程度であったのが、1枚300円〜400円ほどかかり、ATMの機械も1台30万円〜40万円かかるが、買物などができるようになるので
銀行カードのそれへの移行は早まると予想される ・ 5年〜10年先にはすべての銀行がIC化?   
        
■3行のICカード化の状況 :       
みずほ銀行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3月からICカード発行を計画 ・ みずほマイレージクラブ(キャッシュカードにクレジットカード機能がプラス)にて、ATM時間外手数料が無料へ ・ 損害金100万円まで補償 ・ 一般(年会費無料)・ゴールド ・ UC・マスターカードほかと提携    
東京三菱銀行・・・・・・・・・・・・・・・・ スーパーICカード(ICキャッシュカード・クレジットカード・電子マネーEdyが使用できる)をH17年3月発行 ・ 4月から多機能キャッシュ機を利用する個人にかぎり無料でICカードを発行する ・ 一般(年会費無料:500万円補償)・ゴールド(年会費10500円・1億円補償) ・ DC・VISAカード・Edyカードほかと提携    
三井住友銀行・・・・・・・・・・・・・・・・ 2月下旬から発行を計画 ・ 同行はICカード発行手数料を1050円とる予定   
UFJ銀行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 同行に口座を持つ全ての預金者に、3月〜6月末に新型口座「オールワン」でICカードを無料発行する ・ スヌーピーEdyカード(ICキャッシュカード・クレジットカード・電子マネーEdyが使用できる)はインターネットで申込み契約をする ・ ショッピング保険:年間100万円〜200万円 ・ 年会費1312〜3150円 ・ JCBカード・Edyカードほかと提携 ・ ETC(有料道路NonStop)   
        
        
        
■生体認証の技術 :    (日本経済新聞H16年5月4日より)    
生体認証が注目されだした・・・・・・ 企業では故人情報が盗難にあい、家庭ではパソコンで電子商取引やオンライン銀行、オンライン証券取引きなどの重要情報を保存しており、犯罪者にとっては宝の山 ・ クレジットカードの番号を盗み出すウィルスも登場している ・ その他携帯電話に、電子マネーに、交通機関のプリペイド乗車券にも口座番号を内蔵する動きが始まっている ・ 本人確認に盗難されやすいパスワードではなく、生体認証の技術が期待される    
生体認証技術の種類・・・・・・・・・・ 生体認証技術(バイオメトリックス)とは、人間の身体の特徴を利用して本人であるかどうかを確認し認証する技術 ・ 指紋や指や手のひらの静脈、目の虹彩、顔の形んどの特徴を電子化し、パスワードにします。   
他の認証技術に比べての特徴・・・ 番号などでないので忘れたり紛失したりする恐れがありません ・ ただ、現在の技術では他人と間違えてします他人許容率、本人拒絶率をゼロにはできていません。   
普及の阻害要因・・・・・・・・・・・・・・ 最も低価格なのは指紋を使った認証技術ですが、日本では指紋を登録することに抵抗感を持つ人が少なくない ・ 認証方法ごとに一長一短があり、標準となる技術が確立されていない    
        
        
  電子マネーの利用額が上がる       
   
■「スイカ」 「エディ」普及進む :
JR東「スイカ」700店舗で使用可・・ JRの乗車カード「スイカ」で買物ができる ・ コンビニエンスストア「ニューデイズ」300店舗の10%で、ビジネスマンの多い駅の店舗では20%でスイカ買物ができる ・ 駅構内のキオスク約760店舗でもH18年3月までにスイカ精算用の端末機を設置する ・ H17年1月現在・発行枚数約500万枚・使用可能店舗数約700店・入金方法は駅の券売機または駅のクレジットカードATM   
   利用可能店1000店へ・・・・・・ H17年3月までにコーヒー店など利用できる店を1000店に拡大の予定 ・ スイカ利用可能店一覧   
   ビッグカメラでも・・・・・・・・・・・ ビッグカメラ有楽町店では、スイカにより数千円の買物が多くされている ・ 1万円台の買物をする人もいる    
   ファミリーマートでも・・・・・・・・・ スイカはビッグカメラ・ファミリーマートなどで取扱いされているが、ファミリーマートでは、対応店舗を現在28店からH18年2月までには1000店にする予定である    
ビットワレット「エディ」は13000店・・・・ ソニー系のビットワレット株式会社の電子マネー「エディ」は、特定地域や施設全体での利用を可能にする面展開で実績を伸ばしている ・ 「エディ」も「スイカ」同様の電子マネーで、残高・住所・名前など個人の情報はそのカード会社のコンピュータに管理されており、その電子カード経由して会計される ・ H17年1月現在・発行枚数約710万枚・使用可能店舗数約13000店 ・ Edy加盟店募集 ・ 買物するとポイントがたまるショップ   
   「おサイフ携帯」も同社で・・・・ 携帯電話に電子マネー機能を搭載する同社の「おサイフ携帯」と エディはH16年度販売数2倍に増加 ・ お台場・空港・元町商店街などで利用されている ・ おサイフ携帯危機管理  
   入金はインターネットで・・・・・ 残高などの会計データはカード管理企業のコンピュータにあるので、そのカードへの入金はインターネットでクレジットカードから送金することによって行える ・ 他に商業施設、コンビニ、イーバンク銀行などに入金装置が置かれている   
私鉄もパスネットをIC化の予定・・・・ 2006年度には私鉄の共通乗車券「パスネット」がICカード化して、「スイカ」と相互乗り入れもできるようになる ・ 私鉄各社は新型パスネットにグループ共通のポイントを載せることも計画している ・ 私鉄の輸送人員は今後少子化で減少に転じるので、各社は沿線施設の競争力向上に力を注ぐ ・ 相互乗り入れへ   
   私鉄ポイントカード急増・・・・・ 大手私鉄の発行するグループ共通カードが急増している ・ 2005年度中に400万枚突破へ ・ グループ施設(百貨店・スーパー・ホテルほか)使用によるポイントと金融機関と組んで(残高が残っていればその額に応じて)のポイントが特徴