ホームページの サーバー と 言語 
                                    各種サーバー         ホームページの言語
                                    送受信規格・プロトコル       SGML〜 言語の流れ
                                    個人と企業のホームページ    携帯用HTML
  各種サーバー                           ブラウザのもつ機能         XML  ActiveX

■サーバーとは :
   ネットワークサービスするもの・・・インターネットやLANなどの中で 役割分担をもってサービスを行う
   役割分担をもったサーバー・・・・・WWWサーバー ・ DNSサーバーなど
   通信プロトコル処理のもの・・・・・ FTPサーバー ・ SMTPサーバー など
■各種サーバー :
   メールサーバー ・・・・・・・・・・・・・電子メールの送受信を管理する ・ 送信はSMTP・受信はPOPサーバーが受持つ
   FTPサーバー  ・・・・・・・・・・・・・ファイル転送のサーバー ・ FTP(FileTransferProtocol:TCP/IPの送受信規則)
   DNSサーバー  ・・・・・・・・・・・・・ドメイン名とIPアドレスの変換を行うサーバー ・ DNS(DomainNameSystem)
   WWWサーバー ・・・・・・・・・・・・・HTMLファイルなどを送信するサーバー ・ インターネット(ウェブ)サーバーともいう
                        サーバー用ソフトとしてはApacheなどが有名 ・ ホームページ常時接続のサーバー
   プロキシサーバー ・・・・・・・・・・・・セキュリティー・トラフィックのためのサーバー ・ Proxy(WWW等のアクセスを加減)
   認証サーバー  ・・・・・・・・・・・・・電子証明書の管理を行うサーバー
   ニュースサーバー ・・・・・・・・・・・・ネットニュースのサーバー
   ファイアウォールサーバー ・・・・・・セキュリティのためのサーバー
■インターネット標準プロトコル :
   OSI・開放型システム間結合・・・OSI:OpenSystemsInterconection・ISOが設定の異機種間結合 (ISO提唱)
   アプリケーション層・・・・・・・・・・・OSI第7層 ・ アプリケーションソフトが自由に取決めを作って会話する
   プレゼンテーション層・・・・・・・・・ OSI第6層 ・ ネットワーク共通のデータフォーマットに変換し 送受信する
                           HTTP(Hypertext Protocol)   FTP(FileTransfer Protocol:ファイル転送)
                           SMTP(SimpleNetworkManagement Protocol:電子メールの受信)
                           POP3(PostOffice Protocol 3)  telnet など
   セッション層 ・・・・・・・・・・・・・・・OSI第5層 ・ 回線状態を管理するもの・論理的回路の確立と切断
   トランスポート層・・・・・・・・・・・・・ OSI第4層 ・ 送受信を行う両コンピュータの端末間で 届いたかどうかの管理
                           TCP(TransmissionControl Protocol) UDP(UserDatagram Protocol)
   インターネット層・・・・・・・・・・・・・ OSI第3層 ・ アドレスの管理 ・ データを流す経路を選択する
                           IP(Internet Protocol)
   ネットワークインターフェース層・・ OSI第2層 ・ 通信機器間でのデータの識別と転送を行う
                           Ethernet  PPP(Point to Point Protocol) など
   フィジカル層 ・・・・・・・・・・・・・・・ OSI第1層 ・ コンピュータと回路の間で 電気信号の変換・やりとりを行う
■インターネットアドレス(ドメイン名) :
   ドメイン名のしくみ・・・・・・・・・・・・・「***.co.jp」の部分をドメイン名という ・ DNSサーバーによりIPアドレスに変換
                          ホームページURL: WWW.〜/   メールアドレス:**@〜  の〜部
   IPアドレスとの変換・・・・・・・・・・・ IPアドレスは 通常「***.***.***.***」の形式で プロバイダから与えられるもの
■TCP/IP階層のプロトコルの流れ :
   TCPI/IP・・・・・・・・・・・・・・・・・・下記通信プロトコルの総称 ・ 下記は クライアント→WWWサーバー への流れ
   クライアント → インターネット・・・・HTTP (アプリケーション層) :HTMLなどのデータを流すのに使用される
     (戻りはこの逆)          TCP   (トランスポート層)  :データチェックし 送受信する
                        IP    (インターネット層)  :ドメインとIPアドレスの変換
                        Ethernet・PPP (ネットワーク・インタフェース層) :前者はLAN間 ・ 後者はプロバイダ間
   インターネット→ WWWサーバー・・Ethernet・PPP (ネットワーク・インタフェース層) :
     (戻りはこの逆)          IP    (インターネット層)  :
                        TCP   (トランスポート層)  :
                        HTTP (アプリケーション層) :JAVAなどのプログラム言語も流される


   個人と企業のホームページ 

■個人のホームページの構築 :
   インターネットへの接続・・・・・・・・プロバイダ(インターネット接続業者)との契約が必要
   プロバイダサーバーでWWW・・・・ プロバイダにホームページを開設するのが最も簡単な方法
                       プロバイダによって 利用メモリーが少・CGIなどの使用不可・サービス不可など多種ある
   プロバイダの様々サービス・・・・・アクセスカウンタや掲示板など 直ぐに利用出来るようにしているプロバイダが多い
■企業のホームページの構築 :
   独自にWWWサーバー・・・・・・・ 専門知識が必要になりますが データ容量に制限なく・多種仕組みの構築も可能になる
   セキュリティ対策・・・・・・・・・・・・・多くの企業ではファイヤーウォールという 外部からネットワーク進入を防ぐ仕掛けを持つ
                       「防火壁:ファイヤーウォール」は 専用のサーバーとソフトを使用して行う
■イントラネット・エクストラネット :
   イントラネット・・・・・・・・・・・・・・・・インターネットのしくみを社内ネットワークにしたもの
   エクストラネット・・・・・・・・・・・・・・関連会社・取引先など 企業間でインターネットのしくみを利用するもの
   イントラネットのホームページ・・・ プロトコルなどのインターネット技術は インターネットの標準技術を使用できる


  ブラウザのもつ機能 

■ブックマーク :
   「お気に入り」・・・・・・・・・・・・・・・ブラウザで URLを登録する機能 :Netscape・ブックマーク ・ Explorer・お気に入り
■キャッシュ :
   「履歴」「戻る」「進む」・・・・・・・・・キャッシュ機能を利用している :メモリ・ハードディスクへ記録する機能と保存物をさす
■クッキー :
   WWWサーバーがユーザ認識・・WWWサーバーから送信されブラウザに保存するデータのこと :データとクッキーの流れ
   @クライアント→サーバー ・・・・・ (クライアントから)ホームページ関連データ → (サーバーで)ユーザごとのクッキー保存
   Aサーバー→クライアント ・・・・・ (サーバーより)クッキー保存依頼→ (クライアントで)クッキーが保存される
   B2回目クライアントから ・・・・・・同じホームページへ訪問時 そのホームページで独自のサービスを受けられるようになる
                       また、同じホームページを訪れるたびに 毎回同じデータを入力する手間を省ける
   クッキー受入れ拒否の設定・・・・ クッキー登録の可否は クライアンと側で設定できる ・ 悪用される可能性もあるので注意


  HTMLの発展・標準化の流れ 

■マークアップ言語の流れ :
   SGML(HTMLの母体):1986・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・:学術論文などの分野で利用されていた
     HTML2.0→HTML4.0・・→XHTML1.0(統合) :HTML開発でWWWへ発展 ・ WWWコンソーシアム(W3C)設立
             →国内6社版・・ CompactHTML     :携帯電話用HTML ・ W3Cへ提案(アクセス・NEC・ソニー他)
     XML1.0・・・・・・・・・・・・・・ →XHTML1.0(統合) :次世代のホームページ記述言語として 注目されている
   HDML2.0:1997・・・・・・・・・→XML1.0         :携帯用HTML・W3Cへ提案まで(米・フォンドットコム社)
■マークアップ言語の基本はSGML :
   マークアップ言語・・・・・・・・・・・・印刷や画面表示を目的に書体情報を言語へ埋込める言語形式 ・ HTML・WML・TXなど
                       文書の各部へタグでマークを付け、文書構造を示すやり方
   SGMLの基本はDTD・・・・・・・・(DocumentTypeDefinition・文書形式定義)使用するタグの種類を設定する
                       文書内の要素の検索や抜き出しなども行えるので、文書データベースとして利用もできる
   SGMLとHTMLの違い・・・・・・・HTMLでは記述しなくてすむ SGML宣言・DTD定義を SGMLでは初めに定義する
                       インターネット普及前に開発されたもので ホームページへの画像・音などが出来ない
SGMLからXML・XHTMLへ :
   SGMLの拡張性活用の言語・・ SGMLは HTMLよりも 文法上の厳密さがあり ブラウザ間での互換性があるので
                       そのSGMLの良さを生かして 下記のインターネット対応記述言語が開発されて来ている
   XML(eXtensible M.L.)・・・・・・・次世代のマークアップ記述言語と言われている ・ ホームページ内データ検索・抜出し可能で
                       ホームページを データベースとして 再利用出来るようになる
                      .
SGML HTML XML
使用するタグ DTDでタグを定義 規定タグを使用 必要に応じDTDでタグ定義
データベース化 可能 不可 可能
インターネット対応 不可 可能 可能
   XHTML(eXtensibleH.T.M.L.)・・2000年1月にW3Cより勧告の新しい規格
                       HTMLより タグの記述が厳密に指示され XMLのもつ拡張性をとりこんだもの
                         ・ 開始タグ・終了タグは必ずペアで使用しなければならなえ
                          ・ 要素や属性は必ずアルファベットの小文字で記述する
携帯向けホームページ記述言語 :
   携帯向けにHTMLサブセット・・・サブセット :メイン機能の一部を取り出したサブSysのことをいう
                       携帯向けソフトとして HTMLのサブセットなるものが 各種ある
                        CHTML ・ iモード対応HTML(CHTML改良版・NTTドコモ) ・ MML(JーPHONE
   CompactHTML (CHTML)・・携帯電話でのホームページ閲覧専用に HTMLを改良したもの
                       HTMLから削除された機能(テーブル・フレーム・文字の大きさ設定
   WAP・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (WirelessApplicationProtocol) 国際的業界団体であり そこで携帯用プロトコル他設定
   WML・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(WirelessMarkupLanguage) WAP端末用のブラウザ対応のマークアップランゲージ
   HDML・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(HandheldDeviceMarkupLanguage) WMLの前身であり au社他で採用されている
XML :
   SGML+HTML+α → XML・・・・ HTML(記述タグの指示どおりに表示する・所謂マークアップ言語・文書表示の言語)
                       SGML(文書の構造定義に主眼が置かれ・出力には配慮が為されていない)
                       XML(ホームページのニーズを受けて・記述文書のDB化・HTML文の蓄積 可能とした)
   型定義・独自タグ 作られる・・・・DTD(DocumentTypeDifinition) によって 文書の形式を定義でき 文書を類型化できる
                       プログラミング言語の関数のように 機能を利用者が定義新設(タグとして使用)できる
   XSL(XMLのスタイルシート)・・ 文書全体の定義ができる ・ 文書のデータベース化が容易に行える
      (その他追加機能)・・・・・・HTMLのハイパーリンク機能を拡張して マルチリンク機能・認証機能なども追加
                       通信放送分野でも活用されている
■Active X : (動的なXML)
   動的なWebを目指して・・・・・・・静的なHTML → 動的へ(アプリケーション埋込み・アニメーション・インタラクティブ対応)
                       ActiveXなる製品・サービスはない ・ マイクロソフト社の次世代インターネット技術の総称
   技術変遷(OLEより)・・・・・・・・・OLE(ObjectLinkingAndEmbendding) → COM(ComponetObjectModel) → ActiveX
       OLE・・・・・・・・・・・・・・・・ データのリンク (リンク情報を挿入・文書よりリンク先呼び出し・入力データよりリンク)
       COM・・・・・・・・・・・・・・・ 必要なプログラムをコンポーネント化し コンポーネント間でデータ交換 ・ 互換性可能へ
       ActiveX・・・・・・・・・・・・・・OLEから COMを生み出し さらにそれらを統合的に ActiveXと呼ぶようになった
   ActiveX対象の主なもの
       ActiveXコントロール・・・・プログラム機能 (ボタン・ダイヤログボックス・その他ユーザインターフェイス)なるもの
       ActiveXスクリプト・・・・・・HTML・JavaScript・VBScriptなど (ActiveXを利用できるScript言語)
       ActiveXドキュメント・・・・ 上記ActiveXコントロール・スクリプト・OLEなどで作成の文書 (アプリケーション動作する)
       ActiveXムービー・・・・・・ 動画再生・画像変換・画像編集などを行えるもの
   OLE技術からCOMへ・・・・・・・・カットアンドペーストなどのデータ連携に注目し これよりプログラムを小さな単位にして
                       連携できる コンポーネント同士・あるいは相互に組合わせ制御できる技術へと発展した
                         Web上の ボタン や 描画プログラムなどで OSと密着して 動的な処理のできるもの
   COM技術からActiveXへ・・・・・当初COM技術はインターネット用として開発されたが コンポーネントの考え方が進化し
                       どのようなプログラムからでも利用でるようになってきた
   広範囲に活用されている・・・・・ 範囲が余りにも広く漠然としているため ActiveXといっても分り難いので
                       インターネット関連を DynamicHTMLと 提唱することが多くなって来ている
                       プログラム開発でCOMを使用することは効率的なので COMの活用は一般化した
                       ActiveXを 使用できるブラウザは 現在のところ Explorerだけである