素敵な笑顔をつくる ・ 「人生100年時代」の到来  
        
                  (日本経済新聞10月2日より)   新聞特集などを分かり易く整理

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素敵な笑顔をつくる 「人生100年時代到来」
顔筋肉の衰えの防止を
表情筋肉のトレーニング
笑顔は健康を増進する
 . 100寿者昨今急増
長寿・動物実験データ
長寿者の生活・アンケート
 . 老化のメカニズム
リンク集:
  笑顔と長寿のノウハウ
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  表情筋を鍛えて素敵な笑顔  (日本経済新聞10月2日)  
■よい笑顔には顔筋肉衰えの防止を :   
表情筋は30・40代から衰える・・・・ 加齢とともにいきいきとした笑顔や、細かな表情をつくるのは難しくなってくる ・ 本人は笑っているつもりでも他人からはそのように見えないことが多い ・ 加齢とともに顔の筋肉が硬くなったり、左右のバランスが崩れてくるから と笑顔づくり教室・美容研究家・犬童文子さん談   
  日ごろから気を付けていれば・・ 身体のトレーニング(自転車やダンベル)同様に、毎日できる簡単なトレーニングを氏は提案している 
まず、正しい姿勢で・・・・・・・・・・・ 姿勢が悪いと顔の表情にも影響する ・ 背筋をまっすぐのばせば、首や顔の血液の巡りがよくなり、顔の表情がすっきりする ・ エクササイズ教室西村さん談       
   パソコンなどは姿勢を崩す・・ 長時間パソコンなどに向き合っていると、知らず知らずのうちに前かがみになってしまう ・ 注意したい  
          
■表情筋トレーニング方法 :  ・・・・(犬童さんの提案)         
まぶたの運動・・・・・・・・・・・ @ まゆを出来るだけ上にして → 5つ数える
  ・・・まぶたのたるみ防止
    (上眼検挙筋運動)
A まゆを上げたまま、上まぶたをゆっくり下げる
B 薄目の状態で → 5つ数える
             以上を 3回繰り返す
唇の両端の筋肉運動・・・・・ @ 前向きに、軽く唇を閉じる
  ・・・唇のたれさがり防止
    (口角挙筋運動)
         . A 上下の唇を口の中に巻き込んで
       唇の右端か左端を引き上げる(5秒)
B 唇が「U」の字を描くよう、両端を引き上げる
             以上を 5回繰り返す
頬の筋肉の運動・・・・・・・・ @ 正面を向き、口を縦長に大きく開ける
  ・・・豊かな表情づくり
    (大頬骨筋運動)
A 口の両端を思い切り引上げ・(5秒停止)
B ゆっくり元へ戻す
             以上を 3回繰り返す
提案運動での注意・・・・・・・・・・・・・ @心と身体をリラックスさせる ・ A鏡で筋肉の動きをチェックしながらする ・ B動かしたい筋肉を意識する ・ Cゆっくり十分に動かす ・ D毎日根気よく続ける ・ E最初から頑張り過ぎない     
       
■笑顔は健康を増進する :   
笑顔は歯を大切にする・・・・・・・・・ 歯科松尾通院長談        
   綺麗な歯で健康体・・・・・・・・ 笑うと歯が周囲に見えるので、歯を綺麗にしようとする ・ 虫歯のない綺麗な歯は噛む力が維持でき健康への好循環となる       
笑顔は脳をも良くする・・・・・・・・・・ 関西福祉科学大学・志水彰学長談      
   ストレス軽減・脳へ血流改善・ ストレスが高まると自律神経高揚により、アドレナリンなどのホルモン量が増えて、脳の温度が上昇する (カッカとした状態でお脳はよくない) ・ ストレスが下がると、副交感神経が活発化してホルモン量が下がり頭は冷える(冷えた血流が多くなり、脳の活性化、健康にもよい)       
   
   
 「人生100年時代」到来?   (日本経済新聞10月2日) 
■百寿者 昨今急増 :・・・・・・ 国内百寿者が急増している ・ 1740人/1985年→10000人/1998年→20000人突破/2003年 ・ その間、平均寿命もび、男性+4歳→78.64歳 女性+5歳→85.59歳       
   生活習慣の変化大の由・・・・ 長寿の人には糖尿病や肥満が少ないと昔から言われてきたが、そのデータが出てきている ・ 運動や食事に気を遣い、ホルモン値に異常がでないような生活スタイルを送れば長生きできるかもしれない      
   インスリン・DHEA・ホルモン・・ 長寿との関係で最近注目されているのが、血糖値を調節するインスリン、若さを保つのに関係するDHEA、脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンの3つのホルモンだという ・ 長寿者を調べると、インスリン量が低く・DHEAとアディポネクチンが非常に高い傾向がみられる        
■動物実験データ :         
   カロリー制限で1.8倍延命・・・ ミジンコやネズミ実験の結果 ・ 食餌量を6割にすると最も有効で、平均1.5〜1.8倍延命した ・ 米国での研究でもカロリー制限したアカゲ猿のがんの発生率が有為に低くなった          
   長寿研究に重要な線虫・・・・ 土の中に住む小さな動物・「線虫」 ・ 体長1mm・約1000個の細胞からなる微小な虫 ・ 19000個の遺伝子があるが、長寿遺伝子が数多く発見されている ・ その遺伝子を操作することによって寿命を1.5〜2倍に延ばせることも確認されている        
■長寿者アンケート結果 :・・・ 慶大広瀬講師の300人訪問調査の結果       
   80歳までの大病は関係なし・ 長寿といえども決して健康な状態ではなかったとのひとが多い ・ 体の炎症反応は高進しており、栄養状態も低く、脳梗塞や心筋梗塞につながる血栓ができやすい傾向にあった ・ 「命を脅かすリスク要因に対抗する強力な防御因子をもっているのかも」広瀬氏談        
   健康寿命は男性有為・・・・・・ 百寿者の男女比は、4:1と圧倒的に女性の方が多いが、寝たきりにならず元気なひとの割合は男性の方が高い ・ 本当に元気な長寿には男女差はなさそう        
老化のメカニズム :         
   毎日3千億個の細胞が誕生・ 人間の体には約60兆個の細胞があり、毎日200個に1個の割合で古いものが死んで新しいものが生れている ・ その修復能力は有害物質やストレス、紫外線などで弱まってしまう ・ それら因子によりDNAが傷つき組織や臓器の機能が低下する        
   ミトコンドリアDNAが大切・・・・ 細胞内でエネルギーを作り出すDNA・「ミトコンドリア」 ・ 老化の大敵といわれる活性酸素が大量発生するとミトコンドリアがまず傷つきやすく、DNAの損傷もじわじわと進んでいく ・ がんや動脈硬化へとつながる      
   ミトコンドリアの塩基配列・・・・ 都老人研の田中研究部長は長寿のひとのミトコンドリアのDNA塩基配列に微妙な差があると発表した ・ 1個の遺伝子ではなく、遺伝子の組合わせに差が出ている ・ 現在108歳112人のDNA解析をしている       
■リンク集 :
   笑顔のノウハウ・・・・・・・・・・・ 笑顔の作り方・笑顔ありこれ ・ 笑顔で幸せ(笑顔美人) ・ 笑顔づくりレッスン ・ 表情筋鍛錬法(犬童文子)      
   長寿のノウハウ・・・・・・・・・・・ 長寿の秘訣(日経ビジネス編集長) ・ 日本の伝統食の長所と短所(西田歯科) ・ 日常生活に目的意識(100歳人からのメッセージ) ・ 長寿食の紹介(ドクトルアウン) ・ 抗老化医学の基礎講座