医療事故の状況と相談ページ ・ 在宅医療漸増 
                              
 
        病院の安全管理の実態        生き方支える在宅医療 
             (日経:10/6)                (朝日:7/17)

            医療事故実態調査               在宅医療が増加
              院内感染 ・ リンク集            松戸市の在宅医療医のはなし
           医療事故訴訟調査              在宅医のリンク集
              訴訟と示談 ・ リンク集           在宅医リスト(千葉・東京) 日本在宅医医師会
            医療事故相談のホームページ       若手医師中心の取り組み状況
             情報センター・無料相談ほか        活動団体の紹介 と 会員数の増加状況
           医療事故を防ぐための工夫         在宅ケアリンク集
             患者側 と 病院側の工夫         診療所と市民全国ネットワークほか


                                              特集記事のバックナンバー:




  病院の安全管理の実態 

日経新聞社による実態調査: (653病院の調査結果)
   医療事故の経験割合・・医療事故ありましたか?                /2002年度中
                       (10件以上あったとする病院) : 29%
                       (200件以上あったとする病院):  7%
                     医師・看護師が「ヒヤリハット」した事例のある病院
                       
(1000件以上/1病院): 25%
                       (250件以下/1病院) : 27%
   事故防止マニュアル・・ 既に作成・持っていますか?
                       (マニュアルありとする病院): 99%
                       (安全管理組織がある)   : 98%
                          (組織に専任者いる)  : 25%
   院内感染について・・・・ マニュアル・専任担当者?
                       (感染防止のため組織あり) : 99%
                          (専任担当者もいる)   : 13%
                       (発生率は把握していない) : 46%

   院内感染対策・・・・・・・・病院内での状況把握しているか?
                       (過去1年に院内感染ありとした病院)      : 20%
                       (手術後の傷口からの感染率を把握している) : 25%
                       (肺炎の感染率を把握している)          : 20%
                       (院内感染事例をホームページで紹介している):  2%

                  院内感染を防ぐ工夫はどのように?
                       (抗生物質を使いすぎは院内感染誘発・依って削減) : 64%
                       (手術前剃毛も院内感染の一因・依って
成るべくせず): 62%

     「院内感染」リンク集・・・・・・・結核・呼吸器・SUDの院内感染  感染症 感染症 注意忠告
                       院内感染電話相談の例  日本感染症学会相談窓口 

医療事故訴訟状況 :
    医療事故の訴訟件数・・2002年までの5年間での訴訟状況
                     上記調査の病院への訴訟 : 平均1.5件/1病院
                       医療法人・公立病院    2 件 以内
                       大学付属病院        3.8件 (全体平均の2.5倍と悪い)
                          大学病院は高度な医療をするので、リスクも大きい背景あり
                     訴訟「ゼロ」との回答病院   51% もある
                       病床数300床以内の病院 0.5件
                           700床以上の病院 3.6件 規模が大きくなると増加
           示談件数・・同じ調査、5年間での状況
                     全体平均      : 3.2件 (訴訟件数の2倍)
                       国立大学病院 : 1.0件

                       国立病院    : 0.9件
                           国立は、示談にせず裁判で争うケースが多いと分析
                     
病床べつでは
                       700病床以上 : 5.7件 と多い
                       300病床以下 : 1.5件

     「医療事故」リンク集・・・・・・・医療事故調査会  医療事故情報センター  
                       医療事故相談のリンク集  無料メール相談 
                       医療問題弁護団  医療事故の事例  


医療事故を防ぐための工夫:

   病院側でのチェック事項
     チェック・・・・・・・・・・・治療方針を複数の医師らがチェックする : 40%
                  患者の協力を得て本人を確認する    : 45%

     規約制限・・・・・・・・・ 名称が似ている医薬品の使用を制限  : 60%
                  医師の能力に応じ診療範囲を制限    : 25%
                  当直医師に翌日午後は診療させない  : 10%
     設備・・・・・・・・・・・・・患者取り違えのリストバンドを採用    : 40%
                  医薬品や医療器具をバーコードで管理 : 10%


                  国立病院における情報開示基準

   患者側でのチェック項目

     
リンク集・・・・・・・・・・・・在宅医療における医療ミス  患者側の心得(14条) 
                  
患者はどうしたら:看護師アドバイス  



  生き方支える在宅医療 


看護職と介護職とが連携 :

   在宅医療が増加・・・・・・高齢者で体の弱っている人や がん末期の患者ら、
                    通院できずに家で闘病するひとたちを継続してみようという診療形態。
                  24時間体性などの工夫、各地で積極的な情報交換が進みつつある。
   松戸市の診療所・・・・・ 脳梗塞で倒れた患者のコメント
                    入院であると話し相手が少なく寂しかった。 3ヶ月ごとの病院移動も大変。
                    松戸市の「あおぞら診療所」に切替えた。
     医師3人で設立・・・・
患者とのコンタクトが密で、医療機器がいらない。開業資金800万円。
                    現在の患者数210人。 医師1人当たり、半日で6件程度。
                    重症でもことわらない。 24時間の対応を求められる。
                    夜間の緊急連絡は1ヶ月に平均20件。
     病院ほかから依頼・・患者の大部分は、病院のほか、訪問介護ステーション、ケアマネジャー、
                    地域の医療、介護専門職からの依頼。
                    こうしての連携が機器やスタッフの限られる在宅医療にとっては必須。

     リンク集・・・・・・・・・・・千葉県在宅医リスト(あおぞら診療所ほか)  日本在宅医学会  
                    東京都の在宅医リスト  あるなら訪問介護ステーション



若手医師中心に取り組み:
   「在宅医療」50%伸長・・・「在宅医療」には「往診」と「訪問診療」を含むが、これらの診療報酬は
                     医療費全体の2.5%を占め5年間で50%の伸び、全体の30%より大。
                    病院側は「急性期医療」に機能を集中しており、入院日数を短縮する方向。
                    その結果、受け皿として、「在宅医療」に期待がかかる。
   NPO「在宅ケア」・・・・・・・在宅ケアの診療所と市民全国ネットワークの会員数が320人になった。
                    課題は、24時間態勢で診療できるよう、医師・看護師の仕組みづくり。
                    入院、外来につづく第3の医療として若手医師が増え、ネットワークも誕生。
   活発活動団体・・・・・・・・・「在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク」
                    現場の声をまとめ、厚生省へ働きかけたり、教科書の編集などもしている。
                  医師・看護師・ケアマネジャーの連絡簿となるメーリングリストを作成
                    医師200人と 看護師・ケアマネジャー380人が参加。(新宿:英さん作成)

     リンク集・・・・・・・・・・・在宅ケアを支える診療所と市民全国ネットワーク    
                    英裕雄さんのメーリングリスト  英裕雄 
                    在宅介護のリンク集