2016年○月○日デジタル生活の未来 |
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■電子新聞には魅力が満載 : |
2005年既に電子新聞事業が拡大・・・ |
既に2005年には米国の有力紙は電子新聞を発刊し、それにより総じて大幅増収を上げている ・ 各社の試みは将来の電子新聞の姿を出している |
電子ペーパーの開発が盛ん・・ |
ノートパソコンのディスプレイの部分だけが取り外されたような電子ペーパー装置は、既に実用化されている ・ メーカ各社、より大きく・より薄くへと開発に力を注いでいる |
電子新聞の特徴は・・・・・・・・・
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紙の新聞は一覧性や追加記録や切抜き保存などに優れているが、電子新聞はこれらの特性を残しつつ、IT武装で速報性や双方向性を兼ね備えることができる ・ 今後情報過多が一段と進むなか、電子新聞の役割は増えてゆくであろう |
電子ペーパーで動画閲覧・・・・・・・・ |
2016年このような生活になるのでなかろうか ・ 朝起床をしてまずデジタルテレビをつける ・ そのチャンネルを電子新聞に合わせる ・ すると動画版の新聞が電子ペーパーから流れる ・ 電子新聞の特徴は新聞記事のダイジェスト版を動画で素早く確認できること、Liveの情報も見られることなどである ・ またその情報を家庭でも通勤電車のなかでも確認ができる ・ それから情報も1本でなく、ニュースなどの裏情報も同時に届けられてくるようになるであろう |
映画やテレビ番組もネットで・・・ |
ブロードバンドの普及に伴い、動画配信が急速に広がっている ・ 映画やテレビ配信も多数家庭に届いてくるであろう |
営業の情報も素早く検索・・・・・・・・・ |
会社での活動にも電子ペーパーは活用されよう ・ 例えば、営業活動で客先において、関連ありそうなニュースを外で調べ確認することができよう ・ システム手帳にも収まるサイズの電子ペーパーが安価に利用できるようになり、これによってニュースの項目だけでもざっと確認できる、帰宅帰社してから紙新聞でよく見るなどできよう |
見たい情報だけが効率よく・・・ |
現在もネットで、必要な情報だけを入手することのできる「RSSリーダー」とのソフトがある ・ 将来はデジタル新聞でそのように、必要な情報だけが電子新聞で届いてくるようになるかも知れない |
■2016年のテレビとパソコンは : |
デジタルテレビはこのようになろう・・ |
テレビのスイッチを入れると最初の画面に「テレビ」「ウェブ」「映画」「音楽」などと選択のメニューが出る ・ 「テレビ」を選ぶと「ヤフーテレビの」画面が表れ「ニュース」「天気」ドラマ」「スポーツ」などの選択メニューが並ぶ ・ ニュースを選ぶと5時20分という時刻であっても5:00のニュースが流れてくる |
ニュース・ドラマはウェブで・・・・ |
テレビはスポーツの実況中継だけがLive(生放送)であり、そのほかのものは、ニュース・天気予報・ドラマなどなどは現在ウェブ(ホームページ)のストリーミング動画配信ようにして、録画されているものを見るようになるのではなかろうか ・ 見たいものを見たいときに見るというようになり、チャンネルを切替えて流れているものを見るという受動的な見方はなくなるであろう |
パソコンもウェブが主体で様変わり・・ |
パソコンのOSも様変わりしていよう ・ ソフトはウェブ経由で動くようになり、パソコンの中に購入・導入することが少なくなる ・ 従ってパソコンの値段も、ノートで2〜3万円と安価になろう |
資料作成もネットの上で・・・・・ |
テレビが現在のパソコンのウェブを楽しむなどの操作をカバーするので、パソコンそのものを使うのは、仕事でプレゼンを作るときや調べものをするときなどが中心になるであろう ・ プレゼン作成のソフトもウェブ上のものを利用し、そのファイルもサーバーを使用する ・ 手元のパソコンはウェブ操作の小型のもので、どこからでも操作ができるものとなろう |
消費行動はネット志向・・・・・・・・・・・ |
カーナビやら携帯電話で、美味しいお店、バーゲンのお店の案内が容易に取り出せる ・ 衣服もPC・携帯で試着してみることができるようになる |
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世代が変わる・教育が変わる |
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■10年後を左右する団塊ジュニア : |
団塊ジュニアは「黙考世代」・・・・・・・ |
1971〜1974生まれ(現在36〜40歳)は人口800万人を擁する、彼らのライフスタイルは今後10年の経済社会を大きく左右する (伊藤たかみ・梅沢由香里対談より) |
結婚・出産が不安・・・・・・・・・ |
団塊ジュニアが子供をもつことが、少子克服のラストチャンスなのだが、結婚・出産には不安がある ・ 「貧乏くじ世代」と自称し、人数が多く競争が激しかった ・ やっと大学に入ったらバブルがはじけ就職難にみまわれた ・ やっと今築いた生活は崩したくないのが本音 |
就職氷河期経験し強い・・・・ |
フリーターなども多く、30代になってやっと自分らしさを見つけたものもいるが、就職は厳しい ・ 夢がないと格好が悪い気がしてしまう ・ 親世代(団塊世代)から、その辺の伝授が少なく、迷い続けているものも多い ・ 独自で夢を持てるものも多く、これからの社会の中核として影響力を発揮しよう |
環境意識が高い・・・・・・・・・・ |
学生運動やバブルなど、世代共有の体験がないから、皆でパワーを出せるか不安はある ・ しかし環境問題などの意識は高く、書店で関連の本も多く、ひょっとして皆でパワーを出すかもしれない |
静かに考える世代で楽しみ・・ |
地に足のついた発想でしっかりと生活をデザインする可能性をもっている ・ また@北京オリンピックでアジアとの交わりも増え、競争意識も高まる A仕事にまじめに取り組む「ビジネスおたく」が多い B子供の進学先も世界基準で考えるようになる Cインターネット活用の家庭、育児が広がる などなどが予測される (東京経済大学 関沢教授談) |
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■学校が変わる ・ 広く門戸を開放 : |
シニア大学院生が増加して・・・・・・・ |
10年後には65歳以上が4人に1人という超高齢化社会になる ・ 「在宅学士」と呼ばれるサラリーマンや主婦が誕生しよう ・ 東京経済大学ではそのモデルとなるシニア大学院生を募集している ・ これからは世界と勝負できる日本人づくり、国際人づくりが必要で、大学教育の幅広い層への開放で、自由闊達な学習意欲への素地作りができればと期待されている |
来春サイバー大学が開校・・・・ |
ソフトバンクが中心となって設立した、株式会社立のサイバー大学が来春開校するが、そちらではすべての授業をインターネットで配信する ・ 年齢・職業・地域の差なく大学授業を受けられる ・ まず、「世界遺産学部」と「IT総合学部」の二学部でスタートする |
専門職大学院がH15年よりスタート・・ |
少子化により全員大学へ入学できるようになってきている ・ 各大学は個性を問われるようになってきており、高度な専門性を備えた「専門職大学院」が注目されている |
小中高も多様化が進む・・・・・・ |
高校では、英語や理数に力を入れるスーパー高校が既に200校誕生している ・ 中学受験で現在、中高一貫教育の関心が高まっている ・ 既に各県に一貫教育する公立校が設置されている |
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暮らし・貯蓄、社会保障など投資型へ |
■在宅での介護、療養へ : |
東京郊外が高齢者住宅地・・・ |
現在東京1時間通勤圏の住宅地が、高齢者ばかりの賃貸マンションに ・ 看護師と介護福祉士が常駐し、なにかあれば診療所から医師が駆けつける体制完備となろうか |
介護・医療は在宅で・・・・・・・・ |
2007年現在、病院や特別擁護老人ホームといった施設を軸に介護がなされているが、2016年には在宅介護が主となろう ・ 勿論医療スタッフによる常時監視の必要な患者や重度の要介護者向けの施設も欠かせないが、それは真の弱者に絞り込まれよう |
医療費は定額払い方式へ・・・ |
現行の出来高払い制度では、検査や投薬をすればするほど医療費がかさむ ・ 定額払い方式になれば無駄な検査や投薬を控えるようになるため医療が効率化する |
■個人資産は貯蓄から投資へ : |
日本は投信・株式がまだまだ少ない・ |
現在、家計に株式や投信の占める割合は15%であり、米国の45%などと比べるとまだまだ少ない ・ 英国では株式だけで20%を占める ・ 団塊世代の大量退職でこの割合は増えて行こう |
年金制度改革で401K増加へ・ |
加入者本人の判断で運用する確定拠出年金(日本版401K)への移行が加速している ・ まだ米国には程遠いが税制面などの見直しでまだまだ増加して行こう |
投資の教育が増えて行こう・・・ |
米国が投資の大国になったのは1970年代から連邦や民間のレベルでさまざまな投資の教育が施されてきたからである ・ 日本でも投資の教育が、ローンの教育が小学校でも行われるようになって行くであろう |
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■リンク集 : |
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10年後の日本・・・・・・・・・・・・・・ |
「日本の論点:10年後の日本」 ・ 「日本の論点:10年後の日本」を読んで ・ 10年後の暮らしを考える懇談会 ・ 気になる記事紹介「10年後の日本」ほか |
10年後のテレビ・・・・・・・・・・・・・ |
50年後紙の文化はどうなる・印刷はどうなるか ・ 10年後のデジタルテレビを大胆予測 ・ 10年後のインターネット家庭 |