電気、ガス、水道の節約を (日本経済新聞5月17日より) |
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■30%節約の例 : 日本全体の温暖化ガス排出量の2割は家庭からのもの、家庭の排出削減は大いに期待される |
4人家族の家庭において実測・・・・・ |
夫婦と二人の娘(7歳と5歳)で、冷蔵庫・プレーヤー・テレビ・電子レンジなどの使用量で測定 |
普段どおりの生活での結果・・ |
総電力量は63kw時、ガスは12.4立方メートル、水道が7.8立法メートルであった |
CO2削減処理後の結果・・・・・ |
下記のような対策をした結果光熱費は、対策前と比較して2/3になった |
こまめに電気を節約・・・・・・・ |
トイレの便座のヒーターを夜中の間切断した ・ 冷蔵庫と壁の間の空間を大きくした ・ 冷蔵庫内の食品も6〜7割程度に減らした ・ テレビ、プレーヤーの電源を使っていないときには切るようにした ・ 炊飯器の保温時間は4時間/日内にした ・ それ以上の保温時間を要するときは電子レンジで暖めなおすようにした ・ 食卓と洗面台の電灯は白熱灯から蛍光灯へ買い替えた |
エネルギー省アドバイス・ |
省力化商品の値段が10倍であったとしても、消費電力が五分の一、寿命が6倍であれば、十分に元がとれる エネルギー対策課戸辺さんのお話 |
ガスの節約・・・・・・・・・・・・・・ |
鍋ややかんを火にかける時は水滴を拭く ・ 炎は鍋からはみ出さないように気をつける ・ 風呂の追い炊きは極力避け、家族は時間を空けずに続いて入る ・ 風呂の温度は40度ほどに設定し、最後に入る人は38度であった |
水道の節約・・・・・・・・・・・・・・ |
歯磨きをしているときは水を止める ・ 風呂でのシャワーも少なくする ・ 風呂浴槽一杯(200リットル)の水の量はシャワー16分間使用と同じ量になる ・ 従って3人までの家族ならシャワーが得、4人ならば湯船+シャワーがよいということになる ・ 洗濯にま前夜のお風呂のお湯を利用できるようにする |
家庭からのCO2排出の内訳・・・・・・ |
照明・動力(30%) ・ 自動車(29%) ・ 暖房(14%) ・ 給湯(14%) ・ 厨房(4%) ・ 冷房(2%) |
省エネ面倒だが経費低減大・・ |
一世帯当たりの年間CO2排出量は5500キロリットルで、車の排出量が中でも多い ・ 家計の節約にもなるので各人心がけできるとよい |
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エコ製品を使って行こう (日本経済新聞1月1日より) |
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エコ製品を使って行こう・・・・・・・・・ |
企業は社会的責任からエコ対策を進めていますが、一般家庭に求めることには限界があります ・ 日常生活に不便を感じないで出来る方法、それは便利なエコ製品を使うことになるでしょう ・ 使うと便利になる、省エネにもなるエコ製品 ・ そのような製品が求められています |
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■白物家電での省エネ : |
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各社・環境製品を狙っている・・・・・ |
成熟化したと云われる白物家電、今後は環境をテーマに開発が進もうとしている |
パナソニックのホームページ・ |
パナソニック(松下)のホームページに 「エコ診断」 のページがある ・ 左の「エコ診断」クリックしてページが開いたら、各種家電製品が図になっている ・ その図をクリックすると自分の使っている機種と現在販売の機種との省エネ度、節約経費が示される ・ 一度お試しあれ |
エコ製品でのさまざまな工夫・ |
新しい機種では、消費電力が70%に低減するとか、部屋にいる人を検知して気流をコントロールするとか、人に合わせての環境を作り出す工夫がなされている ・ アイロンをしている人と読書をしている人とでは体感温度が違う ・ それも運転モード選択で気流まで変更できるものもある ・ 各社考えるエアコンが売り出されてきている |
世界をリードできるか白物家電・・・・ |
このような消費者の環境意識は世界に先行している ・ この国内での取り組みが世界に展開できる可能性は高い ・ 世界をリードできるものになるかも知れない |
省エネルギーセンターが評価・ |
「省エネルギーセンター」では各社の製品を評価し、省エネ性能を星数で表している |
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■住宅での省エネ : |
住宅での省エネ設計思想で競合・・ |
北欧などの住宅は外部の冷気をシャットするシェルター機能が重視されるが、日本では「外部の水、光、風を有効に生かして、エアコンを使わない住宅」をとの思想をもって進められている |
新しいさまざまの工夫・・・・・・・ |
ガラス張りの天井にして、日光を室内へ取り込む ・ 洗濯干しをすれば乾燥や暖房のコスト削減もできる ・ 打ち水が染み込みやすいタイル、湿度調整機能があるしっくいの壁、少しの風で室内気流を起こせる天窓などがある ・ その他太陽光発電での電力を夜間に使用するは、高級住宅で採用され始めている ・ 省エネ住宅への優遇税制の動きもある |
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■燃料電池による省エネ : |
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家庭のエネルギー革命になる・・・・ |
水と水素の化学反応で発電する燃料電池は、CO2の排出量が少なく、光熱費も節約できる「家庭エネルギーの革命児」である ・ 課題は400〜500万円する価格であるが、近い将来2015年には50万円程度になることであろう ・ 水素を取り出す燃料に液化石油ガスや都市ガスを利用するが、石油会社や東京ガスなどが国の助成金を使って導入を進めている |
燃料電池が一般化すれば・・・ |
出力1Kw級の燃料電池があれば、標準家庭の電力の6割を賄える ・ 排熱利用で一般家庭で、年3〜6万円ほど光熱費を節約できる |
2008年から増産体制・・・・・・・ |
メーカ各社は2008年から増産に動き出す ・ 現在は新築家屋で年間55万世帯に需要がある見込み ・ 2015年にはリフォームなどでも取り入れられて行こう ・ 石油各社とガス会社は、「オール電化」の電力会社、電気会社に対して攻勢をかけようとしている |
■統一省エネラベル : (日本経済新聞6月28日より) |
省エネラベルでよい家電品を選ぶ・ |
「☆」マークの並ぶ緑色のラベルにより、各家電製品の省エネ性能を比較できる ・ 東京都が2002年に環境団体と協力して始めた制度、2006年10月から国の制度になった ・ ラベルの対象は消費電力の多い冷蔵庫、エアコン、テレビの3つ ・ 相対的な省エネ性能を五段階で評価し、5つ星が最高の性能とする |
目安の消費電力も表示・・・・・ |
ラベルの下のところには「一年間使用したときの電気料金」が表示されている ・ 家電品は10年使うので、その一年分の電気料金を10倍してそれに商品価格を足し、製品比較をするとよい |
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リンク集 |
家庭関連での省エネ・・・・・・・・・・・・ |
「省エネルギーセンター」による家庭省エネQ&A集 ・ 「省エネルギーセンター」 ・ 統一省エネラベル協議会 ・ 白物家電業界の展望 ・ 松下が環境宣言 |
燃料電池・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
省エネ住宅 ・ 省エネ住宅への対策 ・ 燃料電池(Wikipedia) ・ 我が家に燃料電池がやって来る(東京ガス) |
省エネに補助金・・・・・・・・・・・・・・・ |
省エネ住宅に補助金 ・ 省エネ住宅への優遇税制 ・ 省エネ改修促進税制 |