緊急ご連絡: 風邪・インフルエンザに罹らぬように 
                ( 日本経済新聞ほかより )

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風邪の予防   風邪の対策
インフルエンザ
風邪についての常識
風邪予防の10か条
 . 安静・栄養・保温の詳解
リンク集(秘訣・薬選び〜)
 . この冬タミフルが効かない
新型インフルエンザについて
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  風邪の予防と対策     
■風邪についての常識 :   「癒しのコラム」より) 
部屋を乾燥させない・・・・・・・・・・・ 風邪は寒さや冷えが原因で起こることよりも、ほとんどがウィルスによる感染です。 ウィルスは空気が乾燥していると増殖して活発になるため、乾燥したまま空気を温めると、さらに乾燥が進みウィルスをより活発にさせてしまいます。 部屋を温める際は、湿度を保ち(加湿器、ヤカンで湯を沸かすなど)、ウィルスの活動を抑えましょう。 ・ お茶を飲んで喉を湿らすことではなく、部屋を湿らすことです。
十分な栄養と睡眠を・・・・・・・・・・・ また十分な栄養と睡眠をとって、ウィルスに対する抵抗力を高めておくことも重要です。 風邪に効く栄養分は、ビタミンA・B群・C・E・パントテン酸・レクチン・シスタチン等といわれています。 ビタミンAは過剰摂取の心配がありますので、βカロチンでの摂取がお勧めです。
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■風邪の予防 : 「癒しのコラム」より)          
@栄養バランスのよい食事・・・・・・ 風邪に良い食事 エネルギー源になる糖質、蛋白質と免疫力を高めるビタミンCに意識した食事をとり、体を暖めて発汗を促すことが大切     
A規則正しい生活・・・・・・・・・・・・・ 生活が不規則な人や、睡眠不足の人は風邪をひきやすいといいます。
人間のカラダは本来、体温が高く活動的な時に免疫力が低下し、夜になってカラダが休息し始めると免疫力が回復するのです。 不規則な生活で夜にしっかり休息できないと、免疫力が回復しないままになり、
ついに風邪ウイルスに負けてしまうから、風邪を引きやすくなるのです。 そこで、風邪対策にビタミンCをしっかり摂るようにしましょう。  「健康60」より      
B十分な睡眠・・・・・・・・・・・・・・・・ 睡眠不足は疲れやストレスが溜まり体力の低下のもとです。 生活のリズムを乱すもとにもなります。
ぐっすり眠れるよう工夫しましょう。
 ・ぬるめのお風呂でゆっくり温まる
 ・温かいミルクやココアを飲む
 ・リラックスできる香りを使ってみる
 ・自分の合った枕を探す など。 「風邪予防の8ポイント」より  
Cストレスを溜めない・・・・・・・・・・・ (理由その1)ストレスや神経・精神的なことと体の調子とは、大いに関係があります。ストレスがかかると、免疫を司る細胞、白血球の働きが悪くなるということが実証されています。
ストレスで生活が不規則になる(理由その2)ストレス社会といわれている現代。上司や部下、同僚とのつきあい、家庭では子供のことなど、ストレスの原因はたくさんあります。 ストレスが増すときには、食事や睡眠が不規則になることもあるでしょう。たとえば、多忙のため、食事を抜いたり、偏った食事になるといった食事の乱れ。また、夜なかなか寝付けず、睡眠不足から生活のリズムが乱れ、抵抗力を弱めて風邪を引きやすい身体になってしまうのです。 
(理由その3)ストレスがかかると飲酒量が増えたりで、肺や気管支を傷つけ、ウイルスや細菌がつきやすくなるのです。   「ストレスが体の抵抗力を弱くする」より
D適度な運動・・・・・・・・・・・・・・・・ 適度な運動は、風邪に負けない体力をつけ免疫力も高めます。
 ウオーキング・ジョギング・水泳(水中歩行でも)・ヨガ・その他のスポーツなど。 急に激しい運動をする必要はありません。   「風邪予防の8ポイント」より     
Eマスクの着用・・・・・・・・・・・・・・・ 風邪予防という目的のために選ぶとしたら、紙などでできたディスポ−ザブル(使い捨て)の製品がおすすめです。 衛生面、コストの面で優れている事がおすすめのポイントです。もちろん綿でできている安価な普通のマスクを洗って使う事もできますが、使い捨てのマスクは洗う手間や機能の劣化もなく、それでいて綿製品のマスクとコストも変わらない印象です
   「マスクの選び方ガイド」より
F部屋の乾燥を防ぐ・・・・・・・・・・・ 乾燥した環境下だと、のどや鼻の粘膜の水分が乾き炎症を起こしやすくなります ・ また乾燥した環境であるとウイルス自体の活動も活発になります ・ 風邪ウィルスは、低温で空気が乾燥している所で増殖します ・ 普通の風邪は、ウィルスが原因で、空気が乾燥し寒い冬場は、ウィルスが活発風邪をひきやすくなります ・ 加湿器などで乾燥を防ぐことは風邪予防になります ・ 凡そ50%〜70%にしておけるとよい 。冬に風邪が流行る理由は、冬のするから。喉や鼻の粘膜も乾燥するので、ウィルスが付きやすい状態になるのです    
G喉、身体を冷やさない・・・・・・・・ 運悪ウイルスがのどや鼻に入っても風邪を引かぬようにするには抵抗力を高めておくことですが、鼻やのどの粘膜は温度が低くなるとウイルスから守る防御力が極端に落ちてしまいます ・ すなわち、身体を冷やさないこと、とくに冷たい空気に触れやすいのどや鼻の粘膜を冷やさないことが大切です ・ それには、次のことに気をつけておくと よいでしょう
  1.マスクは、のどや鼻の粘膜の温度を低くしないために有効
  2.汗でぬれた身体は体温を急激に下げるので、着替えを早くする
    水泳の後や風呂上り、すみやかに身体をふいて、着替えましょう。
  3.運動中の水分補給は、血液の循環をよくしますので、寒いときでも水分は十分とりましょう。    
H帰宅時のうがい手洗い・・・・・ 帰宅時にはうがとてあらいが大事 ・ うがいをすることでのどの粘膜についたウイルスを洗い流しますが、うがいは水でするよりもお茶や紅茶のほうがさらに効果的 ・ そこに含まれるカテキンという成分には、強い殺菌効果があって、殺菌と同時に洗い流してくれる ・ 手洗いは手についたウイルスが食事などの際に体内に進入してしまう恐れがあるからであり、帰宅時のうがいと手洗いを習慣にしておけるとよい         
I乾布摩擦・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 乾布摩擦は皮膚を鍛えるだけでなく、裸になって体をこすることで体全体の抵抗力を高めて病気にかかりにくくする ・ 乾布摩擦は病気に対する抵抗力を高め、皮膚の体温調節機能を強め、皮膚の血行がよくして、全身の循環機能も刺激できる           
■風邪の対策 :  風邪を引いてしまったら、「安静」「栄養」「保温」の3つに心がけましょう。           
@安静・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 風邪には医学的な治療方法というのはない ・ 細菌に感染しての風邪の場合は、抗生物質の投与などがあるが、風邪の9割はウイルス性でそのウイルスには治療方法はない ・ 結局は「きちんと休み」自分自身の身体がウイルスに打ち勝つ体力をつけることである   風邪には究極の極意はない  
A栄養・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1.かぜの第一段階(くしゃみ,鼻水,鼻詰まり)は鳥100g(鮭でも可)がIgA抗体を増やす.B6がよい.
緑黄色野菜(人参,にんにく(βーカロチンとB6)
2.第2段階(咳,喉の痛み,痰)には生姜より茸(キノコ)鍋(β−グルカン)シメジ,エリンギ,椎茸,ニラ(硫化アリル)が粘膜上皮細胞を護る.NK細胞強化
3.第3段階(身体がだるい,関節が痛い):カキ鍋(亜鉛15mg以上)がよい.+ゆず(VP)→T細胞活発化
弟4段階(熱が出る):ウイルス増殖.B細胞の働きよくする為,体温を下げない.(38〜39度で活発化)安静第一とする.
かぜを引いたら,B2/B6と亜鉛15mg以上を健康食品等から摂取するのも手
解熱剤は上記理由で初めは飲まない方がいい  テレビより
B保温・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 体、のどを冷やさない ・ 寒い寒いと感じると風邪を引いてしまいます ・ 外出時のマスク、靴下、オーバーは暖か目のもので ・ 特に冷え易い足、手、首、鼻を暖かくしてあげてください     
              
■リンク集 :           
風邪の予防と対策・・・・・・・・・・・ 風邪こんちくしょう ・ 風邪を引かないようになる秘訣 ・ 一番のポイント ・ 市販の風邪薬の選び方 
インフルエンザ・・・・・・・・・・・・・・・・ 風邪とインフルエンザの違い ・ インフルエンザ対策 ・ 最新の流行状況
       
       
  インフルエンザにタミフル大丈夫なのか    (日本経済新聞1月より25日より)
  
■この冬のウィルスには効かない :          
Aソ連型はタミフル耐性・・・・・・・・・ インフルエンザの治療薬として広く使われている「タミフル」だが、今冬は効かないウィルスが高い頻度で検出された ・ 新型インフルエンザ対策にも影響するので、警戒が高まっている ・ 今冬は「Aソ連型(H1N1型)」と呼ばれる98%がタミフル耐性(効かない)である
   「リレンザ」は効く・・・・・・・・・・ 今のところもう一つの薬である「リレンザ」には耐性は見つかっていない            
   「タミフル耐性」遺伝子増・・・・ 昨冬にこのタミフル耐性のウィルスはノルウェーで見つかった ・ 通常の400倍の量を投与しないと効果が期待できないほどタミフルへの薬剤耐性がつよくなっている ・ ウィルスの遺伝子が変異してきている      
遺伝子のメカニズム・・・・・・・・・・・・ ウィルスの遺伝子は、本体(RNA:リボ核酸)とHA(蛋白質)突起とNA(蛋白質)突起などからできているが、ウィルスが人間ののどや鼻の細胞にHAを使ってとりついてくる ・ とりつき内部に侵入すると、細胞内で自分の遺伝子を複製して増殖し、もう一つのNA突起を使って外に脱出し別の細胞へ感染を広げる   
   タミフルの効果・・・・・・・・・・・・ タミフルはこのNAと結合してウィルスの働きを抑え、ウィルスが脱出できなくして増殖を防ぐ効果がある ・ ところがインフルエンザウィルスは遺伝子を複製して増殖するとき高い割合で変異を起こし、タミフルがNAと結合できなくなっている          
                   
■新型インフルエンザ予防にも影響 :         
鳥インフルエンザこの先心配・・・・ こうした変異は鳥インフルエンザウィルスが人に感染しやすくなる恐れにもなるが、今のところ最も警戒される「H5N1型」の場合まだ人への感染力は強くない ・ 人よりも鳥の体温は42度と高く、鳥において増殖しやすいのではとみられているが、この先どのような突然変異があるかの恐れはある
   過去の新型インフルエンザ・・ 過去の新型インフルエンザでは、有名な「スペイン風邪」は鳥インフルエンザのマイナーチェンジで人間に感染したとされる ・ これに対して「アジア風邪」と「香港風邪」では、人の間で流行していたウィルスが鳥インフルのウィルスと混じりあい、フルモデルチェンジしたと考えられている  
政府は2800万人分を備蓄・・・・・・ 政府は2800万人分のタミフルを備蓄している ・ しかし、耐性ウィルスが鳥のインフルと混じり合って新型のインフルをつくった場合どうなるのか、恐れがのこっているとしている        
                
■鳥新型インフルエンザ :              
人に感染するウィルスの型・・・・・・ A、B、Cの3つの型が人に感染する ・ このうち鳥が体内に保有していたA型ウィルスが遺伝子変異して、人に感染しやすくなり大流行するのが新型インフルエンザである ・ 1918年にスペイン風邪、1957年にアジア風邪、1968年に香港風邪が流行った          
現在流行するものは2種類・・・・・・ 現在人の間で流行するA型ウィルスは2種類あり、「A香港型」「Aソ連型」でそれぞれ香港風邪、スペイン風邪の子孫にあたる            
複数のウィルスの変異が脅威・・・・ 鳥インフルのウィルスは、ヘマグルチニン(16種類)とノイラミニダラーゼ(9種類)の組み合わせで自然界に144種ものウィルスが存在する ・ このうち病原性の強い「H5N1型」「H9N2型」「H7亜型」「H6亜型」などが変異し新型インフルエンザになることが特に警戒されている