いよいよ発売ウィンドウズ7は どこが違うのか 
                ( 日経PCビギナーズ10月号より )

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ウィンドウズ7はどのようなもの?  
リンク集
XPやビスタとはどこが違う?
ウィンドウズとOfficeの変遷
ビスタの後継機なのに何故7
 . ビスタと高い互換性あり
ビスタ機はアップグレード可
プロフェッショナル版XP使用
 . Office2010来年前半登場
Microsoft社ホームページ
PCメーカのW7説明
     特集記事のバックナンバー:       掲示板 (チョット関連の話題ありませんか) 


  ウィンドウズ7はどのようなもの?   ( 日経PCビギナーズ10月号より )  
■XPやビスタとはどこが違う? :   
ビスタと同じ表示機能・・・・・・・・・・・ 「ウィンドウズ7」はビスタの後継機で、10月22日に発売になります ・ ビスタと同じ華やかな表示機能を生かした快適操作と、XP並みの高速な処理を実現しています
   ビスタよりも速い処理・・・・・・・ ビスタに比べ処理速度は約2割向上します ・ またウィンドウズ7は、XPパソコンにも、ビスタにも搭載することができますが、そのような場合であっても向上します ・ XPパソコンへウィンドウズ7搭載し、1GBのファイルコピーした場合、コピー時間は2分13秒から1分37秒へ改善されます
   Office2007の改良版で2010・ 操作面ではビスタではWord、ExcelはOffice2007対応だが、ウィンドウズ7ではOffice2010が発売になる ・ 2010年の上半期に遅れて出る予定 ・ 2007の操作は2010と同じくリボン操作で変らないが、日常的なタスクをすぐに実行できるようにコマンドの位置が調整されている ・ さらに、カスタマイズに対応し、リボンを追加したり削除したり、あるいはメニュー・オプションを動かしたりすることが可能になった   
     タスクバー操作が改良・・・ タスクバーのアイコンにマウスポインタをあわせると(ポイントするだけで)、そのソフトの作業内容の画面が小さく表示され見られるようになる ・ さらに表示画面をポイントすると大きくその画面がウィンドウ一杯に表示される ・ またタスクバーのアイコンを右クリックすると、最近使ったフォルダやファイルの一覧が表示され、クリックでそのものが開けます          
■ウィンドウズとMicrosoftOfficeの変遷 :          
ウィンドウズの変遷・・・・・・・・・・・・・
発売年 バージョン 製品名
1986 Windows1.0 初代ウィンドウズ
1987 Windows2.0 ウィンドウズ1.0改良版
1993 Windows3.1 PCでウィンドウズ普及
1995 Windows4.0 ウィンドウズ95
1998〜2000 Windows4.1〜4.9 ウィンドウズ98/ME
2000〜2001 WindowsNT5.0〜5.1 ウィンドウズ2000/XP
2007 Windows6.0 ウィンドウズビスタ
2009 Windows6.1 ウィンドウズ7
??? ウィンドウズVienna
      
Microsoft Office の変遷と予定・・
製品名 概     要 Windowsバージョン
MicrosoftOffice3.0 マイクロソフト初のWindows向けOffice製品
MicrosoftOffice4.3 最後の16ビットバージョン Windows3.1時代
MicrosoftOffice95(Office7) Windows95に合わせ32ビット化 Windows95時代
MicrosoftOffice97(Office8) Officeアシスタント追加、IME98も発売 Windows98時代
MicrosoftOffice2000(Office9) ユニバーサルフォント・多言語化 WindowsME/2000〜
MicrosoftOfficeXP(Office10) 右側作業ウィンドウ表示・ライセンス認証使用 WindowsXP時代
MicrosoftOffice2007(Office12) リボン式でアクセス容易化?・外観を即表示 Windowsビスタ時代
MicrosoftOffice2010(Office14) 2007の改良版・2010年上半期発売の予定 Windows7対応
   
ビスタ後継機なのに何故名前変更 大きなバージョンアップは7回目ということで「ウィンドウズ7」と名前をつけた ・ ウィンドウズの呼び名は当初バージョン番号であったが、発売年号に変り、XP(Experience:体験)・ビスタ(眺望)というように固有名詞化してきている・Windowsバージョンが6.0から6.1であり変更の程度は小さい     
ウィンドウズ7には3つの種類・・・・ 個人や家庭向きの「ホームプレミアム」、ビジネス向けの「プロフェッショナル」、すべての機能を備えた「アルティメット」の3種類があります ・ 「ホームプレミアム」は、ウィンドウズ7の主な特徴をすべて備え、「ウィンドウズ・メディアセンター」なども付属し、家庭で映像や音楽を楽しむのに最適です ・ バックアップ機能も充実し、Cドライブを丸ごと保存できるようにもなりました ・ 「プロフェッショナル」は企業向けXPソフトを利用しやすくする「XP互換モード」が加わります     
       
■XPのもの使えるの? :   
外付けHD,USBメモリーはOK・・・・ 外付けのハードディスクやUSBメモリーは、ビスタやXP用がそのまま使えます ・ しかしこれからそれらの機器を購入するのであれば、ウィンドウズ7用と明記してあるものを買ってください        
   ビスタと高い互換性あり・・・・ Microsoftのホームページでは、ウィンドウズ7はビスタと高い互換性をもつとしています ・ しかしそれぞれのソフトについてはそれぞれのメーカに確認をとることをお勧めします ・ 地デジチューナーなどはまだ確認がとれてない状況であり、対応が遅れていたり使えないものも出てきています    
旧PCにW7をインストール?・・・・・ Microsoftはウィンドウズ7が動作するためのシステム要件をホームページで公開しています ・ インストールできるとのことですが、快適に使えるかは補償していません ・ 快適性からいえばビスタが販売された2007年以降のものとみるのがよいでしょう        
   ビスタはアップグレード可・・・ ビスタとXPとではインストールの方法が異なります ・ ビスタはアップグレードで行けますので、登録データはそのまま使えます ・ XPは「新規」インストールになりますので、マイドキュメントなどのデータは外部に一旦バックアプし、再インストールする必要があります           
プロフェッショナル版にXPモード・ ウィンドウズ7の「プロフェッショナル」以上では仮想XPのライセンスが含まれており、Virtual PCを利用して仮想環境でウィンドウズXPを起動することができる ・ XPのデスクトップを表示し、XP用アプリをインストール・起動できるのはもちろん、ウィンドウズ7のデスクトップから直接、XP用のアプリを起動することができる   
   製品パッケージでは・・・・・・・ XPモードは製品パッケージには含まれず、別途ダウンロードする必要がある ・ ウィンドウズビスタはXPとの互換性が低かった ・ XPモードはビスタユーザの不満に応え、互換性を高めるための施策の一つ ・ ただ仮想PCは機能などに制約があるため、Microsoftは「XPモードは古いアプリが動かない場合の最終手段」と位置付けている   
   
■富士通・東芝に新仕様 :   (日本経済新聞10月14日より)          
富士通はタッチパネル式・・・・・・・ 富士通は個人向けパソコン「FMVシリーズ」で、一体型パソコンとノートパソコンの2シリーズに「セブン」での新機能「ウィンドウズタッチ」を搭載した ・ マウスやキーボードを使わずに、画面を指で触れて操作できる      
東芝は動画機能を高めた・・・・・・・ 東芝もノートパソコン10シリーズを「セブン」対応に刷新 ・ 小型のノートパソコン「ダイナブックMX」(店頭価格9万円前後から)では「セブン」を生かし、従来のネットブックよりも動画の機能(クラウドコンピューティング)を高めた         
日本エイサーネットブック機能UP 日本エイサーもネットブックよりやや機能を高めたノートパソコンの製品シリーズを拡充、携帯性が高い小型機種を投入する         
   各社1家の2台目を狙う・・・・・ 現行の「ウィンドウズ・ビスタ」は機能を搭載しすぎて動作が遅いとの指摘がある ・ パソコンの汎用化が進む中、各社は新OSの特長を生かした製品投入で、「一家の2台目」「ひとり1台」といった買い増し需要を掘り起こしたい考え         
■ファイル、ガジェットの操作 :            
サイドバー、ガジェットの使用・・・・ ビスタ登場時に華々しく紹介された「サイドバー」や「ガジェット」はウィンドウズ7ではなくなる ・ 「ガジェット」は利用者が必要に応じて使うようになり、「スタート」→「プログラム」→「デスクトップがジェット」で追加できるようになる  
他頻度フォルダをライブラリ管理・ よく使うフォルダをまとめて一元管理できるライブラリが追加された ・ ドキュメント、ピクチャー、ミュージック、一般ファイル、ダウンロード、お気に入りなどのファイルを一括管理できるライブラリができた  
   C,D、外部ディスク一括管理・ CドライブやDドライブなど、異なるハードディスクに保存してあるフォルダでもライブラリに登録しておけば、ライブラリのアイコンをクリックするだけで、フォルダを開けるというもの ・ 使いやすくなった心機能である     
              
■メールとウィルス対策 :           
メールソフトはダウンロードで・・・・ Microsoftはウィンドウズ7用に「ウィンドウズ・ライブメール」というメールソフトを用意していますが、Microsoftのホームページからダウンロードして使います ・ ウィンドウズ7の初期状態では入っていません  
   ダウンロード(DL)方法・・・・・・ ウィンドウズライブメールをダウンロードするには、ウィンドウズライブIDの会員登録をする必要があります ・ それを済ませると、ホットメール、Yahooメール、アットニフティなどを纏めての送受信もすることもできます 
   メーカによってはDL不要・・・ パソコンメーカによっては、ウィンドウズライブメールをパソコンへインストールして出荷するようです ・ この場合はプロバイダのメールの送受信だけであれば、IDの会員登録は不要です    
ウィルス対策は別途投入要・・・ トレンドマイクロは「ウィルスバスター2010」を発売しました ・ ウィルス検索、起動の高速化、キー入力の暗号化などが特徴です ・ 1本購入すれば3台のPCまでインストールができます
   バスターとノートンどちらでも シマンテックもウィンドウズ7に対応する「ノートン2010」を公開しました ・ 各メーカのホームページで確認してください ・ トレンドマイクロ ・ シマンテック            
                
                
  リンク集    
Microsoft社のホームページから・・ ウィンドウズ7へようこそ ・ ウィンドウズ7アップグレード ・ Office2010完全ガイド
その他のホームページから・・・・・・ ウィンドウズ7(エプソン) ・ ウィンドウズ7(Wikipedia)  ・ Office2010は来年前半に登場